意識的、と本屋

週に2回、酒を飲みに出かけて、その間は二日酔いのまま、
スタインベック町田康を読んでいた。
どっちも体調不良をさらに悪化させるような本だった。
けれど、自分が好きな小説を並べてみて、二日酔いで体調が
悪いときに、さわやかな気持ちで読めるものなんてあるのかな、
と思ったりもする。


渋谷駅から15分くらい歩いて、青山学院大学の前あたりにある
青山ブックセンターに行ってきた。
あの本屋がなんだか好きだ。趣味的な感じがする。
ヴィレヴァンをちゃんとした本屋にしたような印象がある。


買ったのは小説以外の、精神にあたりさわりのなさそうな本。
しばらくそういう本を読んでみようかと思った。


精神といえば、僕は友人未満の他人が苦手だということに気がついた。
いまさら気がつくなよ、という気は我ながらしたけれど、
ここ数年はうすうす頭のなかでは認めてもいて、
最近では歩道を元気に歩くかわいい女の子も苦手だ。かわいくて。