2011-01-01から1年間の記事一覧

桜は散ってキミはもういない。この「キミ」の部分をアナタにとってのキミにして、付き合っていた人でも片恋だった人であっても、それを思い出すときにある感情が春に近いんじゃないかと思います。浮かれてるけど、心から浮かれているわけじゃない。

僕が前に住んでいた街には、多分普通より少しばかり頭の弱いコたちが多い。駅の近くではいまだにヤンキーとすれ違うし、桜の名所とされているところは落書きでいっぱいだ。カメラを構えても、桜よりむしろそういったものに目が向く。そのような心のありよう…

{日記]

季節の終わりを感じるのはその季節が好きだからなんだな、と山崎ナオコーラは書いていた。そんなに熱心に読んでいる作家というわけでもないけど、この部分はうまいことを書くなと思った。共感したりすることもある。井の頭公園に桜を見に行ってきた。いつの…

今日の夕方、街の高台にあたるところから坂道を降りるときに見た空がとてもきれいだった。あまりきれいだったのでその風景を写真に撮れたならすてきだろうなと思った。ただその反面、そういう風景っていうのは、その場で実際に見ているときのためのものだと…

桜の木の下にはしたいが埋まっているよ

たまに咲いてる桜があるな、と思っても電車はとても速いから、本当に咲いていたのかどうか半信半疑になるくらいの間目にするだけ。並木のなかに一本だけ先走って咲いているような桜があるのは、別にノリで咲いてしまったとかではなく、日照時間の関係なんだ…

金沢に旅行している最中に禁煙しようと急に思い立って、今朝でその日から大体一週間が経った。時間は経っても、コーヒーを飲んでいるときとか、パソコンのモニターを眺めながらぼんやりしているときとか、そういう折々には無意識に、手が口元に動くことがあ…

金沢に旅行に行っていました。冬が終わりつつあることも、すでに終わったことも、すべて忘れたように金沢では平気で雪が降ったりしていた。 金沢21世紀美術館 金沢その他 希望を込めて、冬が終わらない、とはあまり言わない。

久し振りに家に一人でいて、昔はそんなことは当たり前のようだった風にも思うのだけれど、たくさんある筈の時間は音楽を聴いて外の雨を眺めて、その内に暗くなっていって、ソファーのヘリに凭せた首が痛くなったと感じる頃には終わりかけている。時間の齎す…

iTunesでダウンロードしたharuka nakamuraという人の音楽がとてもいい。良い音楽というのが、なんなんと降る外の雨にも、それが段々と暗くなっていくのにも合うのでしょう。とても静かだし、ミニマルだけれど温かみがあって哀しいので、それらは総体として世…

轢かれた鼠がいたのを、そこに雨が降って広がって、まあ、一見すると華って感じだったのはグロテスクな話、けれど、そんな印象でした。そういう。家に帰ってからガス・ヴァン・サントの「パラノイド・パーク」を観ていた。この監督の撮った映画は前にも観て…

そんなに毎日何かがあるわけではない。けれど、昨日始めた(つもりの)ブログを今日早速何もありませんと言うのではあまりに投げやり、あまりにこれまで繰り返してきたことの続きのようにも思えるので、無理が生じていても机の前に座る。幸い今日は美術館に…

二日酔いの中働いていたんだけれどね、明日は休み。夜更かしすることもできる状況でいて、11時30分の現在既に眠い。ブログのタイトルを変えようか、デザインを変えようか、暫らくうんうん考えたものの何も思いつかずヘルプ機能は理解できず、全てを眠い…

飲めば飲むだけ明晰になる、という錯覚、全て錯覚

朝、カーテンを開けたら雪が積もっているようなものを想像するも、現実には雨後の午前。そして、僕の部屋はカーテンではなくブラインド。しかも寝巻きは黄色い。夏の日のライフセーバーのように黄色い。雪はその、圧倒的な白さと形状をあやふやにする効果と…

何て言えばいいんだろうってことばかり

一週間風邪であった。風邪が辛いというのは多分、人に「咳をしても一人」と言わせるところのあれであって、そういう意味では、現在の僕にとっての辛さは最大ある可能性の半分くらいだろうか。これはコントラストのようなものであるので、過去そうであったと…

新宿

東京には空が無い、と言うが、それは青空にグラデーションが無いということでしょうか。そういう意味であれば、確かに東京には空が無いと思う。どこを見渡しても、目の前にはビルがある。前には都庁に出張する用件があって、それがとても楽しみだったのだけ…

しばらくmixiから転載します。 あったこと、先週29歳になった。10年前の松本市の女鳥羽川沿いで、3年後も5年後も生きているだろうということに実感が湧かないというか想像も付かなかった頃から考えると、今でも何となく生きている、驚きもしない。まし…