8月でした

田舎、というか地元に帰ってきて2ヶ月くらいが過ぎた。家のまえは畑しかなくて視界が開けているし、さらに向こうにはゴルフ場の雑木林が一面。向こうと言っても、距離はかなりあって、500メートルくらいは離れてる。家のまえは斜面になっているので、畑はあまり見えない。雑木林の木の頂点と目線が同じくらいなのだと思う。木は見事にバラバラで、雑木林感がたっぷりある。木の種類もそうだけど、成長の度合いや集合としての木々の雰囲気にも統一感がない。流行っていないゴルフ場なのだと思う。


昔、バーベキューとかして遊んだ浜は降りられなくなっていた。波で砂が削られていくらしい。トンネルの先にあった浜が消え、コンクリートの護岸になっていて、その数メートル下に波が来ていた。そういうのは少しショックだった。あとは基本的に落ち着く。ここはほとんど変わっていない。流行ってなさそうな商店は、流行ってなさそうなままで残っている。大きな木はいまだに大きい。セミは鳴く。10年前とあまり変わらない。あなたが死んでも、ある程度はこのままだったりするのだろう。